Columnコラム
お待たせしました!
来る9月24日(日)に大劇場で上演される松竹大歌舞伎の演目である「土屋主税」について、
歌舞伎初心者の担当が……行ってきました!
調べ物を進めていくうちに、
「吉良邸跡」、「泉岳寺」など、赤穂事件に出てきた場所が現在でも
東京にある事を知りました。
知ってしまったらあとは行くだけ!
ということで、事件の時系列にそって紹介していこうと思います。
※実際に行ってきました✈
まずは、事件の発端となった「松之大廊下」の跡地を訪れるべく、
「皇居東御園」へ。
ふらっと訪れることが出来る場所かと思っていたら、
事前申請か当日整理券が必要とのことで、タイミングを逃してしまい、
実際に見ることはできませんでした……。
また機会があれば、行ってみようと思います!
次に向かったのは、「浅野内匠頭終焉之地」。
浅野は、幕府の裁定を待つ間、陸奥一関藩主田村建顕の屋敷にお預けとなり、
評定が下って即日切腹となりました。
現在では「新正堂」という、「切腹最中」が有名な和菓子屋となっています。
そのすぐ近くには、「浅野内匠頭終焉之地」の碑が建てられているので、
切腹最中を片手にぜひ寄ってみてください。
(最中は上品なあんこと餅がぎっしり詰まっていて、ものすごく美味しかったです。)
そしていよいよ、「土屋主税」の舞台となる「吉良邸跡」へやってきました!
こちらは、赤穂浪士が討ち入りをした場所です。
こじんまりとした空間に、吉良の座像や赤穂事件のあらすじ、みしるし洗いの井戸などがありました。
この絵は、本日行くことが出来なかった松之大廊下!!
このみしるし洗いの井戸は、実際に吉良の首を討ち取った際、
その血を洗った井戸……とのことです。うわ~お。
私は、土屋さんの家が現在はどうなっているのか知りたくて、
見つけるつもりでいたのですが、吉良邸跡の説明を読んで思考が停止してしまいました。
「現在、吉良邸跡として残されている本所松阪町公園は、当時の八十六分の一の大きさに過ぎません。」
その場に距離や広さを計算する機械がなく、これは後ほど調べたのですが、
東京ドーム約0.18個分の広さ。あまりピンときませんね(笑)
テーマパークでは、USJの「ミニオン・パーク」が同じくらいの広さのようです。もっとわからなくなっちゃった……。
実際の場所は確認できませんでしたが、説明書きの地図上で「土屋平八郎」を確認できたので
良しとします!※土屋平八郎は、土屋逵直の曾お祖父さん
吉良邸跡の近くでは、大川屋の吉良まんじゅうを見つけたのでこちらもおすすめです!
吉良の首を討ち取った赤穂浪士たちは、そのままの足で、浅野の墓がある泉岳寺へ向かいます。
まったく同じ道のりではありませんが、私も泉岳寺まで歩いて向かうことにしました。
続きをお楽しみに!
担当・K
前回はこちら↓
「土屋主税」について調べてみた!②
続きはこちら↓
「土屋主税」について調べてみた!③下
最終更新日:2023.09.13