那覇文化芸術劇場 なはーとは、「感動を共有する文化の拠点」として、文化芸術の専門スタッフと市民の対話にもとづき、教育・国際交流・産業・福祉・観光などの他分野と連携しながら、「地域文化を創造・発信する」「優れた文化芸術に触れる」「育て・交流する」ことのできる、那覇市の新しい劇場です。
ミッションを達成するため、「創造・発信・鑑賞・普及・育成・交流」の6類型の事業を展開し、次のことに取り組みます。
なはーとは、県内外のアーティストと協働し、あたらしい作品(演劇やコンサート、アートプロジェクトなど)を創造していく劇場です。アーティストが地域の中で創作活動をすることは、那覇の魅力と課題を発見し、地域の文化を発信することにつながります。
年間を通して、演劇・音楽・美術・伝統芸能などの多様な文化芸術に触れる機会をつくります。なはーとオリジナルの作品のほかにも、地域の魅力を再発見できる鑑賞プログラムや、県内外から著名なアーティストの招聘も行います。
子どもから大人まで多くの市民のみなさまが参加できる体験型プログラムを行います。たとえば、参加者が作品を創作したり、鑑賞方法を学んだり、ロビー空間を活用してコンサートを実施するなどのプログラムを計画しています。
地域のアーティストや市民のみなさまと連携し、劇場の外へ出ていくアウトリーチ活動を展開していきます。さまざまな理由で劇場にいらっしゃれない方々にも「なはーと」から作品を届けることで、人と人とのつながりや交流の場を生み出します。また、地域の教育機関や文化芸術団体と連携し、次世代の人材育成や教育普及活動をおこないます。
市民のみなさまの文化活動をサポートする劇場です。
大規模な公演ができる「大劇場」(約1600席)、客席が可動式で空間を自由に使うことができる「小劇場」(約260席)、大劇場の舞台のサイズとほぼ同じ大きさの「大スタジオ」、さまざまな催し物ができる「小スタジオ」のほか、ダンスや音楽のリハーサルなどにも使える練習室があります。目的にあわせて、ご利用ください。
平成22年度 | 那覇市新市民会館建設基金条例 制定 |
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平成24年11月 | 市長より新市民会館の基本構想について、那覇市文化行政審議会へ諮問。当審議会では新市民会館建設検討部会を設置。 |
平成25年5月 | 市民アンケート及び市民フォーラムで集まった意見を踏まえ審議が行われ、那覇市文化行政審議会より「那覇市新市民会館建設に関わる基本構想について」答申。 |
平成25年8月 | ・那覇市新文化芸術発信拠点施設基本構想 策定 ・建設予定地を「久茂地小学校跡地」に決定 |
平成26年8月 | 那覇市新文化芸術発信拠点施設基本計画 策定 |
平成28年10月12日 | 那覇市民会館 休館 1970年に県内初の本格的舞台を備えた公会堂として建設された那覇市民会館は、老朽化により休館しました。 |
平成29年3月 | 那覇市新文化芸術発信拠点施設管理運営基本計画 策定 |
平成30年3月 | 那覇市新文化芸術発信拠点施設管理運営実施計画 策定 |
平成30年10月4日 |
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平成30年12月3日 | 安全祈願祭 開催 |
令和元年9月25日 | 施設の正式名称が「那覇文化芸術劇場なはーと」に決定。1007点の応募の中から、那覇市文化行政審議会によって選ばれました。那覇(ナハ)、心(ハート)、芸術(アート)の3つの言葉からなり、文化芸術の創造発信拠点として、 多くの人に親しまれ、文化芸術が発展するようにとの願いが込められています。 |
令和2年10月5日 | 那覇文化芸術劇場なはーと条例 制定 |
令和3年7月1日 | 那覇文化芸術劇場なはーと 竣工 |
令和3年10月31日 | 那覇文化芸術劇場なはーと 開館 |
那覇文化芸術劇場 なはーとの基本理念及びミッション、取り組みは、以下の条例及び計画等に定められています。