なはーとベイビーシアタープロジェクトミニレポート はじまりの巻

  1. なはーとベイビーシアタープロジェクトミニレポート はじまりの巻

Columnコラム

「あかちゃんと同じ世界をみてみよう!はじめてのベイビーシアター講座」
「社会を変えるアートの実践「ベイビーシアター」のレクチャー&ワークショップ」

アートをとおしてあかちゃんとおとなの新しい関わり方を発見する「なはーとベイビーシアター・コミュニティプロジェクト」が、今年度からスタートしました。
はじめの一歩として、5月24日・25日にベベリカシアターカンパニー の弓井茉那さんをお招きしてワークショップを開催しました。



親子で参加できる「あかちゃんと同じ世界をみてみよう!はじめてのベイビーシアター講座」では、あかちゃんが最初に発達する感覚「触覚」をつかったワークをしたり、あかちゃんがお腹の中にいた頃をプチベイビーシアターとして体験したりしました。
薄暗いなか、光る球に手をのばしたり、音のする方にあるいていく自由なあかちゃんたちは、みんながベイビーシアターの出演者になったようでした。
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参加した保護者の方からは、「家でも五感をつかった遊びに挑戦してみたい」「子どもの感覚と向き合う時間を大切にしたいと思った」「もっといろんなものを体験させてあげたくなった」などの感想をいただきました。

大人向けの「社会を変えるアートの実践「ベイビーシアターのレクチャー&ワークショップ」では、ベイビーシアターに関する講座の後、五感を使って空間を探索したり、あかちゃんの視点になって体を動かしてみたりするワークがありました。最後に、グループに分かれて参加者のみなさんで5分間のベイビーシアターをつくって発表しました。
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アーティストや保育関係者、子育て中の方などが参加し、全員があかちゃんのことを考えながら、意見交換も活発に行われながらの進行でした。

参加者の方からは、「アートって”絵を描くもの”だと思っていたが、歩いてみたり触ってみたりすることもアートになるのだと発見があった。」「普段の保育や子育ても、意識することで、もっと心地よくできるかもしれない」「いつも自分が五感を大事にできていないことが変わった。感覚を大事にすることで、あかちゃんを尊重していきたい」と感想をいただき、気づきが多いワークショップでした。

=開催概要=
あかちゃんと同じ世界をみてみよう!はじめてのベイビーシアター講座
日時:
2024年5月24日(金)
① 9:40~10:30(月齢0歳~1歳6か月)
②11:00~11:50(月齢1歳7か月~2歳12ヶ月)
※①の回は定員に達したため、キャンセル待ちのご案内となっております。(5組まで)

会場:樋川みらいこども園 ゆうぎ室
講師:弓井茉那(ゆみいまな)/BEBERICA theatre company代表
定員:各回10組
対象:①月齢0歳~1歳6か月のあかちゃんとその保護者
   ②月齢1歳7か月~2歳12ヶ月のあかちゃんとその保護者


社会を変えるアートの実践「ベイビーシアター」のレクチャー&ワークショップ
2024年5月25日(土)10:00~15:00(途中、昼休憩あり)
 前半・ベイビーシアターについての講座、プチベイビーシアターの体験
 後半・ベイビーシアターをつくるグループワークショップ
 昼休憩は1時間です。昼食は各自でお取りください。
会場:那覇文化芸術劇場なはーと 小スタジオ
講師:弓井茉那(ゆみいまな)/BEBERICA theatre company代表
定員:15名、無料・要申込
対象:アーティスト、保育関係者、アート関係者、0歳~2歳12カ月の幼児と関わりのある方

最終更新日:2024.05.24

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