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  1. Shakespeare×Jazz ヴェニスの商人

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Shakespeare×Jazz ヴェニスの商人

Shakespeare×Jazz ヴェニスの商人
俳優×ミュージシャンのセッションにより奏でるシェイクスピア

2022年9月に開催された「若手演出家と俳優のためのワークショップ」から生まれた企画です。演出家・西川信廣氏の指導のもと、一週間でシェイクスピアを上演するという企画に参加したメンバーがその経験と学びをより深いものとし、作品として観客にとどけたい!と、立ち上がりました。
 
作品は、w・シェイクスピアの三大喜劇の一つとして世界中で上演されてきた不朽の名作「ヴェニスの商人」
 
「強欲な金貸しが成敗される勧善懲悪の物語」
 
笑いの中に見え隠れする人種差別、偏見、同調圧力・・・
はたしてこれは喜劇なのか!?笑われているのは誰なのか!?
 
沖縄のエンターテイメントを追求してきたTEAM SPOT JUMBLE・島袋寛之が沖縄のJazz界を牽引する真栄里英樹を音楽監督にむかえ、Jazzバンドの生演奏と共に、初のシェイクスピア作品の演出に挑みます。


【あらすじ】
舞台は貿易都市ヴェニスと架空の都市ベルモント。ヴェニスの貿易商アントーニオは親友バッサーニオから借金を申し込まれる。ベルモントの貴婦人ポーシャに求婚するための資金が必要だというのだ。手元資金がないアントーニオは、高利貸しのシャイロックに金を借りにいく。シャイロックは「金を返せなければ、自身の肉1ポンドを与えなければならない」という条件で金を貸すがーー。


【演出コメント】
シェイクスピアは超絶面白いエンターテイメントだ!
昨年のワークショップで「ヴェニスの商人」に出会い、シェイクスピア=難しい古典というイメージは覆り、向き合うほどに面白い!この作品を上演したい!と仲間を集めました。
当時の最先端のエンターテイメントだった”演劇”の感覚。描かれている普遍的な人間の泥臭さ。その感覚とメッセージを受け取りながら、今、沖縄に生きる僕らだからこそできるエンターテイメントを打ち立てます。4人の俳優と4人のミュージシャンが放つ熱を、是非、劇場で!LIVEで!お楽しみください。 (演出・島袋寛之)


沖縄県浦添市出身。劇団TEAM SPOT JUMBLE所属。2016年の劇団旗揚げメンバーとして活動開始。劇団内では主に俳優、アクション、殺陣師としての役割を担う。俳優として劇団以外の作品にも積極的に参加し、佐藤信「見えない船」、宮本亜門「TEE!TEE!TEE!」(2014)、藤井ごう「クテーラン人びと」(2019)などの演出を受ける。近年の主な出演歴は「9人の迷える沖縄人」(2016・2020・2022)演出:当山彰一、喜劇「人類館」(2020)演出:上江洲朝男。ノンバーバル演劇「MITT MAN」や観客参加型の親子向け演劇「OH!GYAA!!」などの作・演出も手掛ける。今回は自身初の古典演劇への挑戦となる。

【音楽監督コメント
シェイクスピア作品と同様にジャズという音楽も、時代と国境を越えて世界中で愛されてきました。それはここ沖縄でも。
今回は俳優の皆さんと、ミュージシャンが一緒に舞台を作っていきます。そして、この演目の為に書き下ろしたオリジナル曲とともに、島袋寛之ワールドの一端を担います。
沖縄の演劇史に新しい1ページが刻まれる事でしょう。
皆さん劇場でお待ちしております。(音楽監督・真栄里英樹)


沖縄県那覇市出身。東京コンセルヴァトアール尚美卒業。原信夫音楽事務所に所属後フリ ーランスで活動し帰沖。主宰する「真栄里英樹 BIG BAND」をはじめトロンボーンプレ ーヤーとして「ディアマンテス」「沖縄ジャズギルドオーケストラ」「津嘉山正明&スパイ ス」等に所属。その他作編曲やプロデュースも⼿掛け、2008 年 CD「ウチナー JAZZ」へアレンジを提供。2011 年には作曲家、故普久原恒勇氏の「作曲活動 50 周年コンサート」で全編オーケストラの編曲と指揮を担当する。2017 年琉球新報のコラム「落ち穂」へ半 年間寄稿するなど活動は多岐に渡る。 2022 年にプロデュースした CD「ウチナー・ジャズ・ゴーズ・オン」は Amazon日本のジ ャズ部⾨で初登場1位。また全国 CD ショップ⼤賞「沖縄ブロック賞」を受賞した。 現在、沖縄 JAZZ 協会事務局⻑。ジュニアジャズオーケストラおきなわ講師。
 

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