公演・展示情報

  1. 山城知佳子「リコーリング(ス) ― シアトリカル・バージョン 2025」

山城知佳子「リコーリング(ス) ― シアトリカル・バージョン 2025」

山城知佳子「リコーリング(ス) ― シアトリカル・バージョン 2025」

「戦後」80年。沖縄、東京、パラオー個人史と土地の記憶を映像でつなぎ、劇場の「今・ここ」に幾度も呼び戻す。

「戦後」80年特別企画 「リコーリング(ス) – シアトリカル・バージョン 2025」

ディレクター[映像・構成・演出] 山城知佳子

那覇文化芸術劇場なはーとでは、「戦後」80年特別企画として、山城知佳子の映像作品「リコーリング(ス)」のシアトリカル・バージョンを「上演」いたします。
那覇出身で、土地と記憶にまつわる重要な作品を制作し続けているアーティスト・山城知佳子は、2年にわたり、沖縄、パラオ、東京で新作を撮影してきました。今回は、撮影地の一つである、なはーと大劇場の舞台上に映像インスタレーションを設置し、作品を鑑賞できる特別な機会となります。
 
作中では、薄暗いシェルターのような劇場に沖縄戦後史の記憶をその身に刻んできた平良修牧師、ジャズシンガー齋藤悌子、ミュージシャン喜納昌吉らが現われ、さらに東京大空襲証言者の亀谷敏子、山城の父である小説家・山城達雄が沖縄移民の子として戦前・戦中を過ごした南洋パラオで過ごした風景が映し出されます。声、身体、語り得なかった沈黙をも多声的に響きあわせ、歴史を生き直すための想起の空間を立ち上げます。
展示、上映を織り交ぜた上演作品、「シアトリカル・バージョン」をどうぞご覧下さい。

公演日程
1月 25日(日)14:00開演☆
  26日(月)18:30開演
  27日(火)18:30開演
  28日(水)休演日
  29日(木)休演日
  30日(金)18:30開演
  31日(土)14:00開演☆
2月 1日(日)11:00開演☆
各回100名/開場は開演の30分前/上演時間:3時間 
☆の上演は最長4時間まで滞在可能(入退場自由)
 
上演形式
第1部(30分):舞台上で作品を見る
第2部(90分) :長編映像作品を見る
第3部(60分):映像インスタレーション作品を経験する
・3時間ですべての映像をご覧いただくことが可能です。
・4時間上演の回は、第3部を自由に鑑賞(120分)となります。時間をかけて鑑賞したい方にお勧めいたします。
・途中の入退出は自由です。
・第1部と第3部の舞台上の映像展示エリアでは、薄暗い会場を歩き周りながらご鑑賞いただきます。
・公演中、大音量の音が流れます。小さなお子さまや音に敏感な方はご注意ください。
・車いすでのご来場も可能です。

ボランティアスタッフ募集
このたび、1月25日〜2月1日に開催する本公演に際し、観客の鑑賞をサポートするボランティアスタッフを募集します。

アーティスト・山城知佳子が直接作品に関するレクチャーを行い、より深く作品を知ることができます。ご興味のある方は、ぜひ説明会にご参加ください。

【説明会について】
山城知佳子のこれまでの活動や、本作品についてご紹介します。また、本番でボランティアスタッフの皆さんにサポートいただきたい内容をご説明します。本説明会を経て、ご参加の可否を決めていただいてもかまいません。

■日時:12月23日(火)19:00~20:30(15分前開場)
■会場:那覇文化芸術劇場なはーと 大スタジオ 
■参加費無料・予約不要
■ボランティアスタッフ参加条件
・説明会、ゲネプロに加え、本公演に2回以上参加できる方。
  【ゲネプロ】1月24日(土)18時~21時
  【本公演】上記【公演日程】をご確認ください。
   各回開演1時間前に集合、終演30分後に解散となります。
・観客の誘導をするため、ご自身で階段の上り下りが可能な方。
・事務局とメールでのやりとりが可能な方。
■留意事項
 公演の各回10名を定員とします。年代等のバランスを考慮し、説明会にご参加いただいても、本番にはご参加いただけない可能性がございますので、ご了承ください。
 説明会後、12月中に希望日を伺い、シフトを調整いたします。
 

このページについてのお問い合わせ

那覇文化芸術劇場なはーと 
電話:098-861-7810 受付時間:10:00~19:00
休館日:第1・第3月曜日/祝日の場合には翌火曜日
年末年始(12/29~1/3)
ホームページ:https://www.nahart.jp
Eメール:kikaku-nahart@city.naha.lg.jp